安易にマッサージに走らないで欲しい件

石川台にある「げんき整骨院」です。

 

皆さんは肩や腰が痛くなったりしたらどうしていますか?「すぐに治療院に行く人」「とりあえず温める人」、「ひたすら耐える人」など色々な答えがあると思います。
中には何でもかんでもどんなときもマッサージ!なんて人もいるかと思います。でも全てマッサージで解決するわけではないので気をつけて欲しいこともあります。

ある夏の日のことでした。

げんき整骨院には、たまに隣駅からマッサージを受けにくる整体師さんがいました。(以下Kさんとします)

「近い場所だと顔が知られているから」だそうで、わざわざうちまで来ていたのです。

 

私は(土)(日)(祝)はよそで違う仕事もしているので、院は15時に閉めているのですが、その日は閉めた後に電話が鳴り出てみるとKさんでした。

「頭イタイ…マッサージ…」と言っています。

頭が痛いのも気になったのですが、なんだか言葉がハッキリしません。

Kさんは名前は日本人だけど中国人らしく、言葉は元々ハッキリしていなかったので『このしゃべり方はどっち?脳梗塞!?』と頭の中でグルグル考えました。しかし、この日はなんにしても私が急いでいたので断ってしまったので、ずっと心配でそわそわしていました。

その後、(月)に電話したら「ダイジョウブ…」と…。

その後半年ほどは音沙汰がなかったのですが、ある日久し振りにKさんから電話が。

 

「ヒサシブリデス、ワタシね、脳梗塞ダッタ」…ゾッとしました。

もし、あの時(土)じゃなくて断れなかったら大変なことになっていたんじゃないかと…

実際に間近で脳梗塞で入院直前の人に関わった事がないので、マッサージしていたら、どうなってしまったかはわかりませんけど…

意外と医療人でも自分がなったときわからないものなのかなぁ…と思いました。

患者さん自身も普段から自分の身体の異変を気付けるように気にかけるのは大事ですね。

あとこれもよくある話なのですが、ギックリ腰になってしまったら絶対にマッサージに行ってはいけません!

ある日の午後来たギックリ腰の患者さん。

よくよく話を聞いたら、その日の朝に近くの整体で痛いところを30分近く揉んでもらったそうで…かなり悪化していて、ここまでヒドくなると一回の鍼ではあまり効果も出ません。

ギックリ腰になってしまったら、まず落ち着いて深呼吸しましょう。

そして、できる動きを確認してなるべく痛い動きにならないように早めに治療院に行きましょう。ギックリ腰に限らず、危ない気配がしたら早めの対処が必要です。

以前も書きましたが柔軟性がある身体は痛くなりにくいです。

少しずつでもこつこつ身体の曲げ伸ばしをしていただくことをオススメします!

夏は身体が冷えやすいです!クーラーの冷やしすぎで外と中の温度差が大きくなりすぎないように健全な日々をお過ごしください

 

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